大学の日本語学科を訪問した(学科の概念が日本と違うような気がするのだが、その辺はともかく)。キリル文字一杯の世界で突然日本語がみえた。なぜかほっとする。このとても日本っぽい字は、だれが書いたのだろう。
助教のマギー先生(写真中央)、日本語センター長のカーテャ先生(右)
日本語学科は3人のブルガリア人の先生と2人の日本人教師が担当している。当たり前なのだが、非常に流ちょうな日本語。マギー先生は私よりも綺麗な日本語を話す。カーテャ先生は非常に愛嬌がある先生。
日本語センター
歌麿?
想像よりずっと本がそろっている
図書などは比較的そろっている印象を受けた。一方で話題になったのが、ブルガリアに荷物を持ち込む際の難しさ。いくつか他のブログも見たが、一定の価格以上のものはブルガリア国内に持ち込む際に関税がかかってしまうらしい。日本とブルガリアの物価差もあり、なにか荷物を送る際には細心の注意が必要なようだ。
明日の日本文化祭で売る手巻き寿司を作成中
明日6/1土曜は大学の文学部主催で第19回日本文化祭が開催される。私たちも発表をするのだが、彼らは当日販売する海苔巻きをつくっていた。精米の技術がまだ十分でないのか、お米に含まれているゴミを丁寧に取り除き、ご飯を炊き、卵焼きをつくり、ツナをきって海苔巻きを巻く。4きれ?で2レバ(1レバ約70円)。
ちなみに当日は大盛況だった(写真がない・・・)。日本語学科の人たちが私たちの分をとっておいてくれたので、彼らの気持ちを受け取っておいしくいただきました。
お米を丁寧に選別している
そうか、そうなのか・・・
すしの材料
近くの中華食材店で買ってきたとのこと。
日本語センターの外で、学生2人が文化祭のオープニングで歌う日本の歌を練習していた。最近の歌の様な気がしたがなにを歌っていたのかはわからないが、懸命に歌う姿がほほえましかった(念のためですが日本語は綺麗です。私がただ単に知らないだけです)。
外に出ると、来るときは雨だったのにいつの間にか晴れていた。芝生の向こうをみると、キリルとメトディーの銅像を発見(わかります?)。おくのグレーのドームは、建設中のチャペル。予算がなくて建設が中断しているらしい・・・。完成したら学生たちが内部に絵を描くらしいのだが、いつ完成するのだろうか。これもブルガリアっぽいことのようだ。
大学からヴェリコ・タルノヴォの街を眺める。 思えば遠くに来たものだ。
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