2013年6月4日火曜日

情熱の。


 私の世代でバラといえば、それは「情熱のバラ」だったわけだが、多くの学生たちが知るよしもない。まだカラオケボックスもほとんどない頃、サークルの先輩に連れられてカラオケスナックの怪しげなステージで喉をからした記憶がある。それはともかく、ブルガリアと前橋を結ぶバラである。バラはブルガリアの国の花、そして前橋市の花。
 
 今回は、ヴェリコ・タルノヴォから3時間ほどバスに揺られ、カザンラクという街のバラ祭りを見に行った。以下、日本語ガイド・ゲオルギさんの説明を参考に簡単にまとめてみる(後でもう少し正確にまとめたい)。
 
 バラは、午後に雨が多いこの場所では、花びらに含まれるローズオイルが揮発しないので、より上質のオイルをたくさんとることができる。ローズオイルは上質の地下水を使って蒸留して精製する。3トンのバラの花で1キロのオイルがとれる。この時期に天気がよすぎると、1キロのオイルをとるために4トン以上の花を必要とするときもあるようだ。今年のカザンラクは例年よりも暖かく、早くからバラが咲いてしまってあまり残っていない。

 今回の旅はバラ摘みが目的ではないが、さんざん周囲に伝えてきた手前、バラを摘まなかったではまずい・・・。畑に行くと、村の子どもたちが出迎えてくれる。Tさんのリクエストに応えて、男性の衣装はこんな感じでした。ちなみにTさんがバラ祭りについてこんなページを教えてくれた。癒されるんだ・・・。いえ、ただのバラ摘み競争でした(笑


男の子たち。私たちに気付くと照れながら手を振ってくれた。

 あれ?バラ摘みの写真をさがしていたら、私の勇姿をとった写真が見当たらない。また見つけて追加します。

こういうかわいらしい女の子がたくさん迎えてくれた。






ほとんど咲き終わってます



バラ祭りにあわせて出店が一杯でている。
オウムとオウムのようなおじさんが、子どもをおそっている図(笑)
市内中心部でのパレードの様子
今年のバラの女王とのこと。でもどの子?
今年この地域の高校を卒業する女性の中から選ばれるとのこと。
このあと、1時間にわたって地域の様々な団体が参加してました。この様子も興味深いので後ほど。


バラ詰みを追えて、お昼ご飯。
ブッフェ方式でした。食べているとなまはげみたいなのが乱入してきたのだが
カメラの電池がきれてしまった。


ソフィアへの帰路、電柱の上にコウノトリの巣を発見。
雛が3羽いた。どうしてわざわざ電柱の上に?

 いよいよ旅も終盤。6/3はソフィアからウイーンに移動する。


2 件のコメント:

  1. 楽しんでますね~(^o^)丿くそ~(笑)!
    スペイン行った時も協会のてっぺんにコウノトリが巣作ってましたよ!

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  2. KANAさん

     こんばんは。ふふふ、いいでしょう?!
    お仕事のことをいろいろ書いても仕方ないし、楽しそうに見えて,皆さんもブルガリアに興味を持って頂ければとてもうれしいです。

    コウノトリってなんだかおもしろいやつですよね。スペインにもいましたか。
    時差ぼけでこんな時間に書き込んでいます。

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