2013年5月12日日曜日

ブルガリア連想とリンク

ヨーグルト、バラ、琴欧洲

 外国に行くときはたいていそれなりのイメージがある。ところがブルガリアについては、多くの人があきれるほど三つのイメージしか持ち合わせていない。ヨーグルト、バラ、そして琴欧洲。私も例外ではなかったので、早速調べてみることにした。
 
 ブルガリア=ヨーグルトという日本におけるブルガリアイメージ成立に多大な貢献をしたのは明治である。大阪万博のブルガリア館で試食したヨーグルトに惹かれて製品化するに至る過程、それから現在までの道のりがここで読める。ちなみに一昔前のブルガリアでは日本のように買うのではなく、ヨーグルトとは各家庭で作るものだったようだ。ぬか漬け・梅干し・沢庵のたぐいか。明らかにヨーグルトの立場が日本と違う。ちなみに明治ブルガリアヨーグルトのページに、ブルガリア人男性と結婚してブルガリアに移り住んだ女性が書いた記事や、はてはブルガリアの歴史まで紹介されていた。ビバ、明治。ビバ、ヨーグルト!

追記 ブルガリア経済・エネルギー・観光省が作ったオフィシャルページを見つけた。ブルガリアへの旅の有益な情報はここで得られるようだ。また、ブルガリアの歴史についてもオフィシャルページにこれ(PDFファイルが開くので若干時間かかる)があった。

 バラ。ブルガリアと言えばバラ。実は前橋もバラ。ブルガリアでは年に1回6月の第1週の日曜にバラ祭りが行われる。なんとなく雰囲気を伝えるページを見つけた→ココ。パレードや、バラの女王決定戦は必見か、なるほど。そうか遠いのか、そして・・・「状態の悪い一般道を走り、山越えもあるため、上下左右に激しく揺れます」と。えー・・・。今回、私たちはバスでいくことになっているのだが。酔い止めを持って行こう。

 琴欧洲。おー、ブログやってたか。しかも、「ちゃんこ鍋とヨーグルトって意外と合うんです」とかなり規格外なブログ。内容はきわめてシンプルで、あまり人となりはわからない。それで、個人的な趣味でサッカー元日本代表の松井大輔の日記を発見。首都ソフィアのチームにいる。がんばってほしい。

 ブルガリアと心理学はどうか。Bulgarian Psychological Societyがあり、500人の心理学者が登録されているらしいが、少ない。ちなみに日本の代表的な心理学会である日本心理学会の会員数は,7,400名(2012年3月末現在)。日本と比べて1/15ちかく。大分少ないとおもって人口を比較して納得した。ブルガリアの人口は700万人で、日本の人口が1億3千万だから、日本とくらべて1/18というところ。ということは、人口あたりで考えるとブルガリアの方が心理学者が多いようにも見えるが、日本の心理学はいろんなジャンルごとに学会が分かれているのでこれだけでは実数をつかめない。ということは人口比でみて同じくらい心理学者がいると考えるのが妥当だろうか。

日本とブルガリアの人口比較。





 

2 件のコメント:

  1. 先生のブログを本当に閲覧させていただけるとはー!旅日記の更新を楽しみにしてます!特にバラ祭りのお写真はぜひ見たいです^ ^

    ブルガリアといえばヨーグルト…?くらいのイメージしかありませんでしたが、身近な存在である先生が訪れるとなると親近感が湧いてきますね〜心理学は日本より盛んでないようですが、身のある研究になるといいですね!お身体にお気を付けて楽しんできてください!^ ^

    あ!首の振り方にもお気を付けて!(wikiを見てきました)

    後藤

    返信削除
    返信
    1. ありがとうございます。今回は研究ではなく、大学のお仕事で行きます。
      バラ祭りは、リクエストが多々ありますので載せますよ。ご期待ください。

      心理学研究者の端くれとして首振りはどっかで書いておかないといけないですね!

      削除