カメラテスト代わりに
ブルガリアと関係ないというなかれ。カメラのテストである。
たまっていた仕事を済ませて一段落したある日の夕方、近くのカフェで食事した。イカと明太子とホワイトセロリのパスタ、クルミと黒蜜のシフォン、コーヒー。相方はグリル野菜と大豆と鶏のキーマカレー。日本的、あまりに日本的なカフェご飯。メタボ解消の夢はいずこ・・・。
中華礼讃
それにしても、今までの海外では幸か不幸か食には恵まれている。なぜなら困ったときは中華に飛び込むからだ。だから、海外で食べるものがないという経験がない。ロンドンもフランクフルトも、オスロも、アデレードもうまい中華料理があった。以前、文化人類学をやっている友人にきいたことがある。どの国にも必ず中華料理屋はある、と。まるで砂漠のオアシスだ。
そうか、結局どこでも中華なのか。しかも明らかに日本の中華よりうまく(本場の味に近く)、中国語が通じることが多い(つまり、中国系の人々が作っている。これにはちょっとここだけでは語り尽くせない事情が絡んでいるようなので割愛)。じゃあ、なぜ日本は中国と近いのにおいしい中華がそんなにないのかと思う。一説に近すぎて、変に同化してかえって本物から遠ざかっているのかもしれない。なんだか考えさせられる。
ちなみに海外で和食を食べてうまかったためしがない。ロンドンで食べたカツ丼は、今考えるとなんであんなん食べたんだろうとその発想すら疑うが、単なる醤油味だった。TESCOで買ったいなり寿司はご飯がぱさぱさだった。でも、例外があって、寿司屋だけはいける。ロンドンのBrent Crossという駅の近くにあった寿司屋は安くてうまかった。親方が日本人で、こっちが日本人と見るとずいぶんよくしてくれた。でも、そのときも、マグロがあまりに黒くて不思議に思った記憶がある※。結局近くで中華を見つけて食べていた記憶がある。あの広東料理、店の名前はなんだったか。Crispy dug、おいしかったなあ。
※あれ、なんでなんだろう。知ってる方がいたら教えてください。私がロンドンで見たマグロはみんなやたらとどす黒かったのです。酸化してるから?
ブルガリアの食を書こうと思っていたが、そういえばヨーグルト以外まだ何も調べていない。ただ、おいしいという噂だけ。後、日本でブルガリア料理を食べたことがある知人がいうには、ブルガリア料理は「中央アジア+トルコ+アラブ」ということらしい。そういってイメージできるのはカバブだけなんだが・・・。確かにバラ祭りの衣装なんかを見ると、『乙嫁語り』の森薫が好きそうな中央アジアのテイストではあるか。香水を飲んでるようなバラのジュースもあるらしい。現地で報告しよう。
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